お知らせ

校長あいさつ

 

 安心・安全で、「自ら『学ぶ』場所」を提供します

 

 本校は、昭和51年に地元の方々の期待を担って開校して以来、今年で創立46年を迎える全日制普通科高校です。

 春の時期には桜の白桃色と土手の菜の花の黄色に囲まれ、荒川の河川敷というのどかな環境でありながら、JR川越線指扇駅から徒歩13分と交通の便がよく、勉強や部活動を行うのに最適な立地です。

 現在、この恵まれた環境の中で約700名の生徒が、学習・部活動・学校行事に一生懸命に取り組み、充実した高校生活を送っています。

 また、本校は「さいたま市西区ふれあいまつり」や「馬宮地区ふれ合いコンサート」など地域の取組にも積極的に参加し、地域を大切にし、大切にされることを目指しています。

 平成20年には、大宮北特別支援学校さいたま西分校が本校内に開校し、分校の生徒とも日常的なふれ合いや、体育祭や文化祭などの学校行事を通し、積極的な交流を行っています。

 本校の目指す学校像は、「1.高い目標を持ち、自らの夢を実現できる生徒を育成する学校。2.社会で活躍できる生徒を育て、地域が誇れる学校。」です。大きな夢を実現するためには、小さな成功体験の積み重ねが大切だと考えています。また、地域の皆様へは、本校の教育活動について随時お知らせし、さらなる信頼を得られるよう努力してまいります。

 低学年のうちは、1クラスの定員を少なくし、少人数学級の制度を実施しております。学習面においては多様な選択科目を用意し、数学の習熟度別授業、英語の少人数授業を展開するなど、一人一人に丁寧な指導を行っています。文系・理系のクラス選択は2年生からとなります。

 部活動は、運動系16部、文化系13部が活動を行っています。野球部専用として第2グランドを有するなど、県立高校の中でも特に恵まれた環境にあります。部活動は、課題解決能力を育成するため、また、コミュニケーション能力を向上させるための最強の体験学習と位置付けています。

 本校の校歌の歌詞には、1番から3番まですべてに「学び鍛えよ」とあります。「学び」とは、自らのキャリアのため、自らを高めるために、自ら吸収しようとする態度のことだと思います。生徒には、やらされるのではなく、自ら「学ぶ」よう伝え続けるとともに、部活動に打ち込み、自らを鍛えようとする生徒を応援していこうと思います。

 現在、超高齢化社会を迎えようとする中、大震災の大きな傷も癒えないうちに、伝染病の恐怖に追われる日々となっています。その中でも、私たちは日々変化していく社会の中で、安心・安全で、「自ら『学ぶ』場所」を提供し続ける所存です。

 

令和3年4月

埼玉県立大宮武蔵野高等学校長  池田 泰

 

 

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令和3年4月8日 入学式式辞(要約)

新入生の皆さん、保護者の皆様方、ご入学おめでとうございます。

 新入生の皆さんに、次の三つのことについてお願いします。

 一つ目は、「自分のために学んでほしい」ということです。「勉強する」「学習する」「学ぶ」。これらは同じ意味を表しますが、使い方を区別することもあります。「勉強」は、受験勉強、テスト勉強など、目標に向かって、時には義務として、孤独に頑張る意味があると思います。「学習」は、日々の授業の中で、教科書を使って一定の学力をつけるために、クラスの友人や先生と一緒に取り組むという意味があると思います。そして、「学ぶ」は、やらされるのではなく、自分のキャリアのため、自分の意思で、少し楽しみながら、知識などを蓄えていくという意味があると思っています。得意なもの、興味のあるものからでも結構です。自分の意思で、「自分のために学んでほしい」と思っています。

 二つ目は、「部活動に取り組んでほしい」ということです。部活動では、それぞれの課題が設定されます。その課題をクリアするためには、どのような活動、練習が必要なのかを考え、毎日のように努力します。そして結果を受け止め、次の課題を設定するのです。日々の部活動で行われるその経験は、予想もつかない危機に出会ったときにも、それを乗り越える力を養うことになるはずです。皆さんには、改めて、高等学校の「部活動に取り組んでほしい」と思っています。

 三つ目は、「多くの人とコミュニケーションをとってほしい」ということです。毎日の明るい挨拶、気持ちのよい返事は、言葉を交わしたそれぞれの人の心を結びつけます。クラスの友人とのたわいのない雑談は、自分の気持ちを相手に伝えることを上手にします。また、学校行事に積極的に参加することもコミュニケーションであり、それは皆さんのリーダーシップを養います。リーダーとは、○○長だけを意味するのではなく、率先して行動する人もリーダーです。なぜならば、率先した行動は、ほかの人のやる気を起こさせ、その人も行動し、また別の人のやる気を起こさせる。やる気の連鎖は集団を動かす原動力になるからです。多くの人とコミュニケーションをとることは、それだけでなく、SNSなどで他人を傷つけてしまうという、大きな失敗を防止することにもつながります。

 保護者の皆様、生徒たちが三年間を有意義に過ごし、それぞれの目標に向かって健やかに成長できますよう、私ども教職員一同、全力で取り組んで参る所存であります。そのためには、学校と家庭との連携及び相互信頼が不可欠になって参ります。保護者の皆様には、特に担任や部活動顧問と連絡を密にとり、本校の教育方針や指導について、何卒御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。