2021年10月の記事一覧
【陸上競技部】秋晴れ
昨日、中間考査が終了し、練習が再開されました。
秋晴れの中、グラウンドが活気づいていました!
久しぶりの練習でしたが、早速1年生の渡邊くんは「先生、円盤投げで腕振りを速くする方法を教えてください」とアドバイスを求めに来るなどやる気に満ちた姿に心が動かされました。
部員たちは長距離ブロックが11月1日(月)に高校駅伝埼玉県予選@熊谷、他のブロックは11月14日(日)の秋季記録会@熊谷を目標に努力しています!
先日の記録会で悔しい想いをした2年生の小松さんには練りに練った特別課題を渡しました!
私たち顧問は部員たちの想いに少しでも応えていけるようありとあらゆる方向からサポートできるようにしています。
久しぶりの休日練習となった本日は学校裏の坂と公園内のロードを使用して練習しました。
どのブロックも声を出して良い雰囲気の中、充実した練習ができました。
長距離ブロックは明後日の高校駅伝に向けたタイムトライアルを実施し、最終調整を終えました。
今シーズンも残りわずかですが、良い締めくくりができるよう部員と共に頑張っていきます!
↓リハビリ組には特別メニューを!
顧問:中山
【陸上競技部】クラブ対抗記録会 結果
昨日はクラブ対抗・記録会に出場するため、熊谷スポーツ文化運動公園陸上競技場に行ってきました!
<結果>
男子やり投
菊地 りん(1)34m96
男子円盤投
岡田 凌我(1)20m17 PB!!
女子100m
小松 令奈(2)15.78(+0.7)
女子三段跳
岡田 美里(2) NM
参加したいと申し出てきた4名が出場し、自己記録は1名でしたが、それぞれ内容の濃い結果となりました。
夏にバスケットボール部から転部してきた岡田くんは今回で3試合目ですが、出場する度に自己記録を更新しています。練習では自らスマホで自身の投てきを撮影し分析しており、日々の努力が実を結びました!
最近、復調気味だった菊地くんは課題の助走が少し改善できてきましたが、まだ修正する点が多く、冬の課題が明確になりました。春先は非常に順調に記録を伸ばしてきましたが、大飛躍は来年に持ち越します!
女子100mの小松さんはスタートの反応がうまくいかず、悔しい結果となりました。彼女の競技への貪欲さは私も驚くばかりです。練習中は1本走る度にアドバイスを求めに来ますし、何より練習中の表情、目つきが違います。ここ最近の記録会ではベスト記録には近づくもののセカンド記録やサード記録が続いていますが、彼女の努力する姿は必ず現状を打破できると確信しています。
女子三段跳の岡田さんは1年ぶりにこの種目に出場しました。彼女は今までもお伝えしていたように中学時に膝の前十字靭帯を損傷し、懸命にリハビリを続けてきました。1本目は踏切が上手く合わずにファール、2本目は踏切が修正できたものの2歩目が潰れてしまい、またもやファール、3本目は2歩目も修正できたですが、片足しか砂場に入れずに無念の3本ファールとなりました。しかし、昨年は8m26の記録だったことを考えると片足とはいえ9mの踏切板から入れたことは大きな収穫です。
4名とも結果以上にここに至るまでの過程をずっと見てきただけに私としては様々な想いがあります。彼らの姿には練習中、練習以外に関わらず心を動かされます。結果だけではわからない人間的な魅力があります。まだ、来月に記録会が1つ残っており、今日の4名もエントリーすると言っているので、それぞれの想いを少しでも目に見える結果として形にできるよう顧問も努力します!
部全体としては本日から来週の中間考査に向けて休止期間に入ります。
部員たちには
「中間考査に向けての勉強も部活動も「自分で考える」ことは同じ。
計画的に勉強し、練習に支障が出ないようしっかり準備しよう」と話をしました。
部内には学年10位以内に入る生徒もいれば、勉強が苦手な部員もいますが、未だかつて進級に関わるほどの成績だった者はいません。
学校生活あっての部活動という話は常にしています。
もう1名の顧問からは「グラウンドでの様子と教室内の様子が変わってしまうのはやめよう。グラウンドでの一生懸命な姿は教室でも学校生活でも同じ。応援される人であろう」という話がありました。
考査の結果も練習の結果もどちらも準備が全てです。
考査後も練習に集中できる環境をつくれるよう目の前のことに全力を尽くしてほしいと思います!
最後に!
本日から来月の学校説明会の申込が始まりました!
グラウンドで練習予定ですので、是非見学にお越しください!
トップページに応募フォームがありますので、多くの方とお会いできることを心待ちしております!
顧問:中山
【陸上競技部】大切なもの
昨日までの1週間は週4日に制限された中での練習でしたが、この期間には部員たちにいくつかのことを強く伝える日々となりました。
要点としては2つです。
1つ目は人への思いやり
2つ目は良き選手である前に良き高校生であれ
県大会が終わり、目の前に大きな目標がなくなった今、部員たちに少し気の緩みが見られたので、上記の2点を伝え続けました。
私が部活を見る中で大切にしているのは引退後、卒業後の姿です。
部活動に取り組み、選手である時間は3年間ですが、引退して一人の人間としての時間はその何倍もの時間になります。
たとえ県大会に出場しても社会に出て会社員として特別視されることはありません。むしろ求められることが大きくなると考えています。
そのため、練習を一生懸命に取り組むのはもちろんですが、仲間や周囲の人への言動が大事だと考えています。
中学時からのケガでいまだにマネージャー業務をしてくれている1年の佐藤くんは誰よりも周りを見て部員のために動いてくれています。
女子4名は夏休み中、壊れたメジャーの修復を何度もやってくれています。
競技では伸び悩んでいたある部員は自分が使った場所の整備が終わったら、他の場所まで整備を手伝ってくれています。
投てき、跳躍のメンバーは仲間のために動画を撮ってアドバイスし合っています。
今の陸上競技部には最高の仲間たちが揃っています!
ここ数日は全体として気になる点が多く、少しの綻びが大きなものとならないためにも今回はあえて全員に同じように伝えました。
競技結果が上向いてきている今だからこそ大切にしている本質を理解することが重要だと考えています。
人は試合の結果だけでその人を応援するのではなく、競技に取り組む姿勢や日頃の行動に共感して心が動くのだと思っています。
幸い現在は多くの方々から部員たちへのお褒めの言葉をいただいています。
これからも学校からグラウンドへ、グラウンドから競技場へ!
結果だけでなく心を届けられるよう顧問共々頑張っていきます!!
♪この空の下 同じ星見上げて 悩む僕らは 夢を握ったまま 泣き笑い支えあい信じてく♪
『ロードオブメジャー 大切なものより抜粋』
【リハビリ組の様子】
【跳躍の動画撮影】
【やり投げの動画撮影】
後記
2月より本ページにアクセスカウンターをつけたのですが、8か月目にして20000を超えました!!月平均にして2500ものアクセス数に感謝でいっぱいです。今後も少しでも私たちの活動をお伝えできるよう工夫していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!
顧問:中山
【陸上競技部】 記録会 結果報告
先日の2日(土)の学校説明会では多くの方にご来校いただき、ありがとうございました!
良い出会いが多くあり、来年が非常に楽しみになりました!
私たちの強みは綿密なコミュニケーションによる徹底したマンツーマン指導です。一人ひとりに合った種目の提案やテーラーメイドの指導を心掛けています!とにかく一人を大切に深く関わります!悔しい思いを抱いている人、もっと力を伸ばしたい人、新たに陸上競技に触れてみたい人、誰もが大歓迎です!
まだ悩んでいる方も心いくまで吟味して後悔のないような決断をしてほしいです。
私としては一人でも多くの方と来年、一緒にできることを楽しみにしています!
今回都合がつかなかった方は来月の6日(土)にも説明会がありますので、是非お越し下さい!百聞は一見に如かずなので、是非グラウンドの熱量を見に来て下さい!
お待ちしています!
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さて、3日(日)は川口市民記録会に参加してきました!
【結果】
男子100m
長谷川 浩志(2)12.36(ー1.6)セカンドベスト!!
福島 由隆(1)11.94(-0.8)セカンドベスト!!
宮野 将汰(1)12.66(-2.5)PB‼
男子1500m
山﨑 琉聖(2)4.40.38 PB!!
男子走幅跳
田村 圭(1)5m57
男子円盤投
神田 修斗(1)26m73 PB!!
岡田 凌我(1)19m38 PB!!
渡邊 健心(1)17m32 初出場
男子やり投
飛田 陽斗(1)38m25 PB!!
菊地 りん(1)36m43 PB!!
女子100m
小松 令奈(1)15.65(ー0.7)セカンドベスト!!
女子走幅跳
岡田 美里(1)3m89(+1.1)
出場者12名中、6名が自己記録を更新し、3名がセカンドベストとなり、トラック種目が向かい風だったことを考えると全体的としてまずまずの結果となりました!
先週は分散登校により、平日は2日ほどしか全体練習はできませんでした。
県大会終了後には全体練習日ではない日に私からはあえて練習メニューは出さないと伝えていました。
理由は「自分で考える力」を持ってほしかったからです。
帰りのミーティングではこんな話をしました。
「競技の結果は自分で考える力と他の人からのアドバイスは掛け算になっている。
( 自分で考える力アドバイス=競技結果)
ということはどんなにアドバイスを受けても自分で考えることをしなければ結果も0(ゼロ)になってしまう。
一方で自分で考える力が大きければその分だけ結果に繋げることができる。
今一度自分の取り組みを見つめ直して、残りのシーズンを頑張ろう。」
そのような中、副部長の2年生山﨑くん(さいたま市立白幡中出身)が今年の4月以来6か月振りに自己記録を更新しました!
ここ最近の大会では良いペースで走るものの集団での位置取りに苦戦して記録を伸ばせないことが多かったです。
しかし、山﨑くんはどんな時も腐ることなく、地道にコツコツと努力を重ねて練習でも手を抜くことはありませんでした。
また、性格は温厚で非常に心優しく、人一倍仲間想いです。
ある大会では新しいスパイクを履いて出場したところ、レース中に足裏の皮が剝けてしまうというアクシデントがありました。レース後は歩くのにも支障が出る状態でした。実はそのレース後には1600mリレーが控えており、本人と出場できるかの相談をしたのですが、私からは「出なさい」とは言わずに彼の判断に委ねました。すると彼は「こんなことぐらいで出れないなんて恥ずかしいので、出ます!」という答えが返ってきました。その大会では初めて上級生がいないオーダーでしたので、様々な葛藤があったのかもしれません。たしかにケガではないですが、誰かに替えてほしいとか、ちょっとすみません、出られませんという返答も一瞬頭をよぎりました。この時から山﨑くんの何とかして出ます!という心意気が何とも頼もしいなと感じていました。
そして、今は副部長として主に男子をまとめてくれています。山﨑くんを含めた2年生男子は3名に対して1年生男子は11名と約4倍ほどの後輩を束ねるのは苦労が多いはずです。にも関わらず私からは後輩たちからの山﨑くんに対する信頼は高いように思えます。何より私はこの数か月で人間的に物凄い成長していると感じる場面が多くありました。決して大きな声を出すとか威圧する態度とかではなく、誠実な行動の一つ一つが周囲の信頼を得ているのだと思っています。私はその場にはいられなかったのですが、山﨑くんのゴール後にはみんなから自己記録更新おめでとうの拍手があったと聞きました。このことからも彼の人望がうかがえますし、私も山﨑くんに「秋は頑張ろうな」と話していたのでベスト記録が出て嬉しい気持ちです。
私たち顧問も高校から陸上競技を始めた山﨑くんのように誰でも!どの種目でも!一人ひとりが成長できる場!を提供できるように努力しています!
残りの秋シーズンも私たちらしく活動していきます!!
顧問:中山