2020年12月の記事一覧
【陸上競技部】Big Cleanup!!
Big Cleanup:大掃除ということで、本日は男女サッカー部と合同で日頃使っている倉庫や部室の掃除を行い、仕上げにはグラウンドに塩化カルシウムを撒きました。
本来は12月28日頃に行う予定だったのですが、県立学校は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い明日から1月17日(日)まで部活動が中止となったために、本日が最後の活動日となりました。
倉庫や部室の掃除では今まで眠っていたお宝のような道具が見つかったり、使用できないものを処分したり、器具を磨いたりと部員たちは丁寧に作業していまいした。
↓倉庫の掃除
その後、3部活合同で塩化カルシウムまきを行いましたが、1袋が20~25kgあるため、女子は大変苦戦していました。これも大事なトレーニングです。
私が赴任した3年前ではこうした部活動同士の連携もありませんでしたので、少しずつグラウンドで活動している部活が活気づいたきたなと感じます。非常に気持ちよく動いてくれていました。
これをもって年内の活動が終了しました。
冬季練習という観点からするとこの中止期間は大変深刻で苦しい状況です。
部員には今後どのような練習を行う予定だったのかを紙にまとめて説明をしました。自主練習の参考にしてほしいと思い、作成しました。「ここまでしなくてもそんなにモチベーションないよ」って声も予想されますが、1人でも何かの力になればと思っています。
一般的にトレーニングの効果は3か月後といわれます。12月の練習は3月に、1月の練習は4月(地区大会)に、2月の練習は5月(県大会)に現れるということになります。来シーズンにとって、この期間は勝負の3週間ということです。
我が陸上競技部ではここ数日、メニューのセット数や回数を自主的に決めるようにしていました。理由としては「やらされる練習」から脱却して「やる(やりきる)練習」に転換してほしいという点、メニューの意図を明確にして目的意識を持ってほしいという点からこのようにしてきました。
ですので、この中止期間は我が部にとってはピンチでありながらもチャンスにできる可能性を持っていると考えます。
先の休校期間中にも書きましたが、この状況下で不平不満を言ったり、悲観したってなんにも状況は変わりません。「できないからもうダメだ」ではなくて「今だからこそできること」を考えて取り組んでいきたいと思っています。
まずは、自らが感染症にかからないことを心がけて特別な年末年始を有意義に過ごしてほしいと思います。
また、こうした日常を過ごすことができるのも医療従事者の方たちのおかげです。本当にありがとうございます。
皆様も良いお年をお迎えください。
顧問:中山
【陸上競技部】UP HILL TRAINING↗↗
こんにちは。
期末考査が16日(月)に終了して、練習が再開されました。
今週序盤は考査期間中に衰えた体力と筋力を回復させることを主眼に取り組みました。
今日は学校の裏手にある河川敷での坂練習を行いました。
長距離ブロックは西遊馬公園内の1kmコースでセット走を行いました。
短距離ブロックは登り坂で走りこみました。
以下はその様子です。
↓男子スプリント陣 良い感じです!
↓女子スプリント陣も好調です!
↓補強の様子 ハムストリングスをいじめ抜いています。
ここ数日の寒気がおさまり、暖かい気候の中で良い練習をすることができました。
この坂練習では、スプリントに重要な太ももの裏側(ハムストリングス)や臀部を鍛えることができます。
❝競馬で走っている馬を想像してください。馬の脚は先端が細く、臀部から太ももが発達しています。
これが速く走る秘訣なのです。これは人間も同様です。❞
本校ではこのようなことを生徒にも伝えて、何のために鍛えるのか、どんな意味があるのかを明確にして練習しています。
一昨日の練習では生徒同士の声掛けが少ないように感じると伝えましたが、今日はお互い声を掛け合いながら練習していました。顧問に言われるからアクションを起こすのではなく、自分たちで雰囲気を作ってほしいと思っています。
明日は学校説明会が行われます。10時から練習していますので、是非グラウンドに足をお運びください。
お待ちしています!
顧問:中山
【陸上競技部】Exam week
今日の練習をもって、期末考査による練習中断期間に入ります。
昨日と今日は中断期間前の追い込み練習でした。
初めて行う練習が多いためか、苦しい練習だからかもう少し部員同士の声掛けがあると良いなと思いながらも、非常に真剣な目つきで練習しているの姿が印象的な2日間でした。
本日は全身サーキットと下半身強化がメインのトレーニングを行いました。
↓サーキットの様子。なぜか写真を撮るタイミングが毎回スクワットの場面に・・・
↓新作のハードルトレーニング。悲鳴の嵐の中、ある部員だけは爆笑。武蔵野陸上競技部七不思議の1つに認定です。
↓趣向を変えたタイヤ押し。良い反応でした。
↓決して何かして反省している3人ではなありませんよ。リハビリトリオのスペシャルメニュー実行中。
練習ではこの短期間の中でも部員の成長が多くの場面で見られて、高校生の力に驚くと同時に嬉しい瞬間でした。
「できないことがあるから力がない、もうだめだ」ではなくて
「できないからこそ練習をしていて、できないことができるようになることが成長なんだ」と思って、アドバイスをしています。むしろ、部員が課題としている動きにフォーカスして練習メニューを組んでいるので、今はできなくて当たり前なのです。それができるようになったら、より成長できるよ!と部員たちにも伝えています。
大きくジャンプするためには、膝を曲げて思いっきり屈まないといけません。
来シーズンの飛躍を夢見て今は筋力や基礎体力をアップしてしっかり屈む時期です。
考査明けには冬季練習Aの山場が待っています。
勉強の合間の補強や休日のトレーニングなどやれることはいくらでもあります。
勉強もスポーツも準備が全て!
今できることを全力で!
顧問:中山