2020年7月の記事一覧
【陸上競技部】休日練習その2
こんにちは。
雨続きの毎日...梅雨はいつあけるのでしょうか??
さて、前回の更新に引き続ぎ休日練習の様子を紹介します。
4連休3日目も生憎の雨。
当初は川越の競技場での練習を予定していましたが
早朝に判断をして学校練習に切り替え。
校舎内を利用して練習に取り組みました。
↑W-UP…体幹を意識した動きづくり
アップ、基本動作の確認を全員で行ったあとに短距離、長距離それぞれ分かれました。
↑短距離ブロックの様子。マーカーを使ってドリル。まずは顧問が説明します。
↑上級生が1年生に個別指導。教える側も教わる側もどちらも必死です。
短距離ブロックの練習では、上級生が一年生に指導し、動きがみな良い方向に変化しました。
顧問があれこれと口出しすることなく、上級生が自分の言葉と感性で動きのポイントを伝えていました。
これまで自分で考え、より良い動きを求めてきた上級生。
下級生に対して指導している姿を見ると頼もしく感じます。
人に伝えることで、また新たな学びとなったのではないかと思います。
写真にはありませんが、長距離は追い込み、非常に良い練習ができました。
昨年度まで女子部員1名だったところに一年生男子が3名加わり
集団でのトレーニングができるようになりました。
長距離ブロックにとってはとても大きな変化です!
切磋琢磨し、お互いに高めあいながらの練習でした。
学総までの時間はあとわずか。
部員一丸となって前を向いて頑張っていきたいと思います。
顧問:ごとう
【陸上競技部】Set!~初の休日練習編~
ジメジメとした天気が続いていますが、グラウンドは活気にあふれています!
今週の21日(火)に期末考査が終了し、練習が再開となりました。
サッカー部の記事にあったように男女のサッカー部と合同で「グラウンド復活プロジェクト」(ただの草むしり)を決行しました。久しぶりの日光と湿度と闘いながらも多くの草と一戦を交え、大勝利で幕を閉じました。
本当に草の生きる力は凄まじいです。ですが、私たちも負けていません。地味で退屈な作業ですが、こういう作業にこそ人間性が見られ、草との根気比べを通して、心を鍛えることができます。
グラウンドも復活したところで、今日は1年生が入部して初めての休日練習となりました。
練習開始は9時です。部員たちがが集合した時間は7時半過ぎ。私はこの時間に来なさいなどという指示は全くしていません。
どうやらライン引きなどのグラウンド整備をするために早く集合したとのこと。
上級生たちが話し合って決行したようです。
あいにく昨日までの雨でグラウンド状況が悪かったためにライン引きはできませんでしたが、道具の準備などを率先して行っていました。9時前には集合して気持ちよく練習をスタートすることができました。
当たり前のことのようですが、私が赴任してからのここ3年を振り返ると非常に感慨深く、心が温まりました。昨年までは部員が7名だったということもあり、グラウンド整備に時間がかかり、9時に練習を始められないことも多々ありました。そうした反省を生かして、3年生を中心とした上級生が”自分たちで考えて行動に移した”ことに大変嬉しく思いました。
さて、本題の練習内容です。今日のテーマは【スピード】です。
全ブロック共通でハードルドリルを行った後に各ブロックに分かれての練習でした。
短距離はハードル走(5台)×7~10、ウェーブ走90m×1
長距離は学校周りの外周(約800m)のレペテーション×3~5、流し100m×3
投てき(ハンマー投、円盤投)は30mダッシュ×3、投てき練習
という内容です。
どの練習においても上級生が積極的に下級生に教え合っている姿が見られ、大変良い光景だなと感じました。
活動の様子です。
↓ウェーブ走①
↓ウェーブ走②
↓投てき練習
こうして久しぶりに本格的に練習してみて、やはりコロナウイルスは多くの気付きを与えてくれたように思います。
何よりこうしてグラウンドで目一杯に汗を流せるって当たり前だと思っていましたが、仲間と切磋琢磨できることがなんて最高の時間なのだと改めて気付かされました。
生徒は体力を戻すのに精一杯の様子でしたが(笑)
これからも感謝と謙虚さを忘れずにひたむきに活動していきたいと思います。
明日は川越の競技場にて専門練習を行う予定です。
(顧問:中山)
【陸上競技部】Set!~Next Stage~
部活動が再開されてから現在までの様子をお知らせします。
先月の22日(月)に練習を再開し、24日(水)からは三者面談があり、今月の1日(水)からいよいよ1年生の体験及び見学が始まりました。
そして、今週の8日(水)に全部員の顔合わせがあり、1年生が10名も入部してくれました!!
男女5名ずつ、短距離5名、跳躍2名、長距離3名、うち陸上競技未経験者が3名という内訳です。
1年生の入部で男子9名、女子8名の総勢17名となり、ここ10年間の中でも最多に近い部員数となりました。
現在は来週から始まる期末考査期間に入ったため、全体で練習できたのは1日しかありませんが、やはり人数が多いと活気があって良いですね!
練習の様子はといいますと…
1年生の体験、見学期間の前に2年生が1年生にドリルの動きを教えられるようドリルの再確認を行ったので、それぞれの持ち味を発揮しながら必死にドリルを教えていました。
私が直接1年生に教えることは簡単ですが、人に教えるためには、動きのポイントや動きの意味を理解していなければならないので、選手としても大変勉強になります。
また、先輩から後輩への技術を伝えていくという技術の継承、密なコミュニケーションという観点からも大変重要だと考えています。
そんな先輩たちの指導を受け、1年生は日々筋肉痛と闘いながら約1年振りの練習に必死に取り組んでいました。
↓全部員揃っての体操の様子
顧問の私としては、人数が増えたことは大変嬉しいことです。それと同時に責任も大きくなるので、非常に緊張もしています。
考査前最後の練習の集合ではこんな話を部員に伝えました。
「人数が倍増したので、普通に考えれば私のアドバイス待っているだけではアドバイスできる時間は今までの半分になる。また、待っているだけでは私の想像内の結果しか期待できない。
だから、是非ひとりひとりが自分で動きのことや実際の感覚をよく考えた上で、他の部員や私にアドバイスを求めてほしい。そうすれば、自分たちの想像を超えることができる。アドバイスを待つのではなく、自ら貪欲に獲りにいこう!そのための準備を私たち顧問もするから。
現在の我が部は決して強豪ではないが、これぐらいでいいやという気持ちを捨て、少しでも上を目指してここ数年やってきた。やれるだけのことは最大限サポートするので、このメンバーひとりひとりが輝けるようチーム全体で頑張っていこう!」
きれいごとや理想論と言われても私たちは本気でジャイアントキリング(大判狂わせ)を狙っています!
諦めることや悲観的になることは誰でもできます。
また、現在の世の中は技術革新により、スマートにやることや効率性、クールに物事を考える風潮かもしれません。
しかし、人間はロボットではないですし、人の成長には多くの労力と時間がかかるものです。
そうしたことを鑑みると私は部活動をはじめとした教育には新しい技術を取り入れつつ、どれだけの熱意を持って行動できるかがキーポイントになると考えています。
暑苦しく、誰よりも諦めの悪い顧問として、ひとりひとりの競技力の向上と人間的成長を全力でサポートできる環境を整えていきたいと決意しています。
今年は本格的な梅雨が続き、グラウンドで過ごす時間が少ないですが、梅雨も後半です。
考査明けには生徒と一緒に思う存分グラウンドで汗をかきたいと思います!
そのためにも今はひとまず考査に備えた勉強です。 (顧問:中山)