【陸上競技部】県大会総括!

前回は個人種目の結果を主にお伝えしましたので、今回はリレー種目とチーム全体の総括をお知らせいたします。

男子400mリレー

地区大会と同様のオーダーで武蔵野記録である44秒48を狙いにいったのですが、バトンパスからの加速がうまくいかない箇所があり、うまく流れに乗ることができませんでした。

しかし、45秒01というタイムは地区大会の45秒29を上回る結果だったので、県大会の舞台でもしっかりと自分たちの力を出せたことは胸を張ってほしいと感じています!

歴代記録への挑戦は7月の国体予選に持ち越します!

男子1600mリレー

地区大会のオーダー及び走順を変更してこちらも歴代記録の3分37秒29を狙いにいきました!

結果は地区大会の記録よりも1秒ほど落とす3分38秒35となりました。

1走の佐藤君は今季初の400m、300m付近からギアを入れて、想定通りの走りを見せる!

2走の長束君は中距離選手であり、前半からスピードを上げ果敢に前を追い、チーム最速ラップ!

3走の関口君は持ち前のスピードを生かし、良い流れで4走のアンカーに繋ぐ!

4走の髙澤君は足の痛みを抱えながらも粘り強い走りを見せ、ゴールに飛び込む!

1人1人の走りは決して悪くなかったのですが、バトンをもらいながら加速していく流れが作れなかった点に課題が残りました。

ただ、赴任して以来県大会で3分30秒台で走れたことはないので、一歩前進したように感じています!

個人の走力アップを重視してきたので、バトンパスはこれから磨きをかけていきたいと思います!

 

女子400ⅿリレー

地区大会はメンバーが揃わなかったため、今季初の出場となりました!

毎年女子のリレーはハプニングがつきまといます・・・

今年はリレーメンバーが相次いで怪我をしてしまい、最終的には長距離を専門としている1年生に出場してもらうことになりました。

レースは滞りなくバトンパスが流れ、本校歴代3位、県大会での歴代最速タイムという結果でした!

この記録は出場した4名はもちろんのことリザーブに回ったメンバー、マネージャーの女子部員全員で残した結果です!

大会直前で怪我をした部員は私が「今後もあるから無理をさせたくない」と制止していたものの大会ギリギリまで「出たいです!」と意欲を見せており、私が圧倒されるばかりでした!

本校の女子部員に3年生はいないため、新人戦も変わらないメンバーで挑むことができます!

この経験をこれから存分に生かして新しい景色を見に行きたいと思います!

 全体

県大会全日程を終えた現在は中間考査期間に突入したため、県大会についての振り返りを17日(水)に行いました!

部員たちからは「周囲の支えがあっての競技だと実感した」「各校の応援に迫力があった」「悔しいが収穫もあったので、次に活かしていきたい」などの振り返りがありました。

私からは以下の内容を伝えました。

「全員が皆、県大会を目指しているわけではない。

 一人一人の自己ベスト更新の先に県大会、関東大会、全国大会があるので、一人一人の目標に寄り添いながらサポートをしていきたい!

 3年生の姿は後輩たちに非常に勇気を与えてくれる。中学時代に未経験だった関口君が県大会に出場している。部長の佐藤君は1年の冬まで持病のケガによりマネージャーであり、辛く長いリハビリを経て今では本校歴代2位の記録を出すまでに成長している。

だからこそ自分の可能性にフタをしないでほしい!限界を自分で決めないでほしい!

まだまだ私たちはデキル!」

競技に関することは以上ですが、目の前には中間考査が迫っています。部活動は学校生活あってこそだと常日頃から伝えているので、しっかりと取り組んでほしいとも伝えました!

 

周囲の方々への感謝を忘れずに!

夏シーズンも新時代を!!

 

顧問:中山