サッカー部 MUSANISTA #123 『 学ぶ姿勢 』

 新型コロナウイルスの蔓延に伴って、リモート授業やリモート会議、在宅ワークが増えてきている。去年卒業のサッカー部OBに話を聞くと、大学や専門学校で「多くの授業がいまだにリモートで行われている」という話を聞く。また、ある会社に勤める友人は、1度目の緊急事態宣言の際に在宅ワークに切り替えられたが、緊急事態宣言解除後にも「会社に出社しなくても仕事ができる」と認められ、むしろ「今後ずっと基本的には在宅ワークをしてくれ」と言い渡されたそうだ。

 そんな時代、環境において、大切な力の一つに「自律力」があると考える。リモート授業では、自分が好きな時間に授業の動画を見てレポートを書く授業がある。在宅ワークではだれも見ていないところで、誰の目もないところで仕事を進めなければならない。ここでは、「自分を律して」やるべきことをやらなければいけないということになる。のんびり過ごして動画を見ずレポートが出せない、ということがあれば当然単位は出してもらえないし、在宅ワークで仕事が期日に間に合わないようなことがあれば当然怒られ、最悪減給になることもあり得るだろう。結局、ツケを払わされるのは自分なのだ。

 そんなことにならないためにも、学校ではいろいろなことを教えている。「計画力」、「計画通りに実行する力」、「振り返る力」どれも大切な力であると思う。私は、これらの力を身につけるためには、言われたことをやっているだけでなく、「自分で考え、自分を律して行動する」ということが不可欠であると考える。今の部活がない状況は、まさにそんな力を伸ばすのに絶好なタイミングではないだろうか。
 部活では、まさに「計画を立て、実行に移し、振り返りをする」という「Self Training Note」を課している。また、部活がないことで家に帰ってから自学する時間が十分に取れることを考えると、まさに「自律力」を鍛えるのにピッタリの状況なのだ。家に帰ってからに時間を無為に過ごすのではなく、自分で計画を立て、自分で立てた計画を実行するという繰り返しが、こういった力を育む為にとても良い勉強になる。
 「学校で教えてもらえないから勉強ができない」と嘆くのではなく、こんな状況だからこそ伸ばせることを自ら伸ばすように努力してみてはどうだろうか。